難聴の症状・対策・治療法

難聴の種類その1

 

みなさんの周囲で難聴にお悩みの方はいらっしゃいますか。難聴と言えば、イメージ的に、高齢になって、聴力が衰えてきて、音が聞こえにくくなるということを思い浮かべる方が多いですよね。ですが、難聴になってしまう原因は、高齢のためという、ひとつの原因だけではありません。

 

 

耳の聞こえが悪くなる、耳が遠くなる、このような症状が出てきた場合、複数の理由が考えられます。その原因によっては、治療の方法や、改善の難しさも変わってきます。

 

 

ですから、難聴を改善したかったら、まずは、どうして難聴になってしまったのか、その原因を追究しなければならないでしょう。ここでは、様々な理由から難聴になってしまった場合、どのような特徴が出るのか、ご紹介したいと思います。

 

 

まずは、感音性難聴です。何か、音が鳴っていることはわかるものの、その内容がはっきりと理解できないケースです。相手が話している言葉の意味をつかむことが難しくて、会話することが困難になります。

 

 

そもそも、私たちが音を聞き分けるという機能は、中耳まで伝わってきた音の振動を、蝸牛で電気信号に変換します。そして、腸神経を通り、脳に伝達します。この部分のどこかに、問題があり、伝達が上手く行かないために起こる難聴が感音性難聴なのです。

 

 

また、突発性難聴、騒音性難聴の場合も、感音性難聴の一種です。このケースは、治療が難しいこと、回復しづらいこと、また、補聴器を使ってもなかなか改善されないと言う特徴があります。