難聴の症状・対策・治療法

難聴と補聴器その1

 

みなさんは、耳の聞こえが悪くなったら、どのような対処を行いますか?病院で診てもらう方もいらっしゃるでしょうし、中には、年のせいだと諦める方もいらっしゃると思います。また、騒音の中で仕事をしている方は、「仕事のせいだ」と諦める方も多いと思います。

 

 

ですが、人の声が聞こえづらいと、会話も成り立たないですし、大切なことも聞き逃してしまうこともあり、日常生活に支障が出ますよね。

 

 

そこで、耳の聞こえが悪くなった方たちが、思いつく対策としては、やはり、補聴器でしょう。難聴と言うものは、進行によっては、治療を行っても、残念ながら、症状が元通りに完治しないものが多いです。そんな中、補聴器を使って、難聴を助けるという手段は、とても有効だと思います。

 

 

ですが、難聴の種類によっては、補聴器が役に立たないと言うケースもあり、特に、感音性難聴の方は、補聴器を付けても、話が聞き取れるようにならないことが多いです。せっかく、補聴器を使っても、結局、何を言っているか分からないような状態になります。

 

 

ですから、高額な補聴器を買って使っても、難聴の種類によっては、相手の言葉が聞き分けられないので、結果的に、会話が困難になるでしょう。

 

 

また、伝音性難聴の場合は、補聴器でも少しは会話の聞き取りを補えることが多いですが、万全とはいえません。ですから、難聴になってしまったら、すぐに、補聴器を使えば、それで解決するというような、単純なことではないのです。