難聴の症状・対策・治療法

難聴の種類その3

 

突発性難聴は、片方の耳に症状が出ても、もう片方で聞くことが出来るため、音を聞き取ることができなくなるわけではなく、症状が重くならない限り、自覚できないことが特徴です。

 

 

それから、老人性難聴は、加齢が原因となり起こる難聴です。みなさんのおじいさんや、おばあさんにこのような症状が出ていることもあると思いますので、比較的、身近な症状ではないでしょうか。老人性難聴は、内耳の蝸牛にある感覚細胞、それから、聴神経や中枢神経に障害が起こることが原因となっています。

 

 

血管に何かしらの問題が生じると老人性難聴が現れます。一般に高齢になってから症状が出るもので、お年寄りがよく「耳が遠くなった」と言いますが、それが老人性難聴なのです。老人性難聴は、はじめは高音域が聞き取りづらくなって、それが、低い音域にまで広がっていきます。

 

 

症状が出るのは、片方の耳だけではなく、両側で進行し、同じように聞きづらくなっていくことが老人性難聴の特徴です。

 

 

老人性難聴になると、補聴器を使う方が多いですが、補聴器によって、完全に元通り、聞こえるというわけではないようです。補聴器を使用しても、依然として、聞こえづらい状態が続くケースもあります。

 

 

騒音性難聴は、騒音の中にいたことが原因となり、聴力が低下することです。これは、特に職業的な環境が大きく関係していることが多いです。例えば、工事現場などで常に大きな音にさらされている方、音楽関係で爆音を聞く機会が多い方などが多いでしょう。