難聴の症状・対策・治療法

マスカー療法

 

みなさんは、耳鳴りで悩んだことはありますか。また、現在、耳鳴りの症状が出て困っている方はいらっしゃいませんか。

 

 

難聴までは行かなくても、なんとなく、耳鳴りが続く方、みなさんの周囲にもいらっしゃると思います。耳鳴りが続くと、普段の生活にも支障が出ますよね。いつでも、何をしていても、キーンと言う音が聞こえていて、楽しい気分も台無しになってしまいますよね。生バンドのライブなど、大音量で何かを聞いた後は、だれでも耳鳴りがするものですが、時間が経てば治るものです。それがずっと続いていることは、とても不快ですよね。

 

 

そんな場合、マスカー療法と言う治療法があります。マスカー療法は、簡単に言えば、別の雑音で気になっている耳鳴りをマスキングしてしまうということです。

 

 

雑音などを使って、耳鳴りをカバーしてしまうと、それを聞くことをストップさせたあとも、しばらくの間は耳鳴りがしません。また、気にならないほどに耳鳴りが小さくなるのです。

 

 

マスキング療法を行うためには、まず、耳鳴りの検査が必要です。病院に行って、どのような耳鳴りがしているのか、難聴の症状はないのか、調べてもらいます。例えば、耳鳴りの周波数や、その大きさを検査します。そして、耳鳴りの周波数に似せて、耳鳴りよりも、やや大きい雑音を鳴らし、耳鳴りを覆いかぶせます。

 

 

このマスカー療法は、耳鳴りにお悩みの方、およそ6割の方に効果があると言われていますので、試してみる価値はあるでしょう。