難聴の症状・対策・治療法

難聴の種類その5

 

先天性難聴の発見が遅れてしまうと、知能の発育にまで影響してしまいます。ちなみに、言語の習得においては、3歳までが大切な時期だと言われています。

 

 

また、心因性難聴と言う病気は、外耳や中耳、それから、内耳、聴神経、脳幹など、これらの部分に障害が見られないけれど、ストレスが原因によって音が十分に聞こえづらくなるケースです。

 

 

年齢としては、とても若く、6歳から12歳に多く発症しています。そして、男子よりも特に女子が多く発症している傾向があります。

 

 

子供達が抱えるストレスの原因は、家庭の問題や、学校生活に関係した問題が大きな割合を占めています。ですから、心因性難聴が発症してしまった場合、家や学校で何か問題を抱えていないか、家族や教師などが察知してあげることが大切です。気づいてあげて、適切なフォローをしてあげられれば、気持ちも落ち着いてくるでしょう。

 

 

心因性難聴は、心の問題を解決してあげることで改善してきます。心が助けを求めていることが、心因性難聴として現れるという側面も持っていますので、子供が抱えているストレス、または、プレッシャーから解放する必要があるでしょう。それから、心因性難聴は、症状が一度、改善された場合であっても、再発してしまうケースもあります。

 

 

一言で難聴と言っても、これだけの種類があり、それぞれの原因が違っているため、改善するためのアプローチも違ってきます。特に中高年の場合、耳が聞こえにくくなったら、年のせいと思ってしまう方が多いです。ですが、ひょっとしたら他にも原因があるのかもしれませんから、一度、きちんと受診したほうが良いでしょう。